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文学フリマ25(東京)出店情報のご案内

今期も文学フリマ東京の時期がやってまいりました。

茶柱エクストリームは、エ-60にて出店予定です。

場所が2階ですので少し奥まっておりますが、ぜひ遊びに来てください。

店番は、岩尾と天川がおります。

以下、当日の頒布物のご案内です。

【新刊】ちょっと何言ってるかわからない(価格:500円)

内容:茶柱エクストリームが贈る”ちょっと何言ってるかわからない”をコンセプトにした短編集

タイトルから着想したものや、妄言や奇妙な発想を中心にした作品たちとなります。

目次はこんな感じです。

各短編紹介

ティッシュクラブ…世の中は全てティッシュでできています。

鍵を食む…世界を抱えた少女に、鍵をぱくぱくさせられます。

妄想ラジオ…カルチャーを妄想します。妄想です。

究極の公園…ホームレスの男が究極の住処-公園-を求めてさまよいます。

薔薇色人生じじぃ…定年退職を迎えた老人が多夫多妻の大学で酒池肉林を夢見ます。

わけあり人間…人間にはすべて”訳”があるのです。

生きるオカリナ…私は、オカリナ。生きるオカリナ。オカリナは生きています。

あれ、内容を紹介しようと思いましたが、これではよくわからないですね…?

というのも、書いている本人たちが「よくわからない」を目指して書いています。それはもう、中身自体を紹介するのも難しいですね。

ただ、この本を一読していただいた後に見ると、この紹介も「なるほど」と思っていただけるかもしれません。

とにかく執筆者両名とも、全力で”よくわからない”を堪能していただく作品をご用意いたしました。ご興味があればぜひよろしくお願いいたします。

既刊は前回までの以下作品を持っていきます。(各:500円)

以前はまだこのブログがなかったので、粗筋等をご紹介しておきますね。

・こんな友達はいらない(文フリ23 発行)

【あらすじ】

モテ男の実績欲しさに2年間の駅前留学生活を送り二留してしまった小野田光は久しぶりに出席した大学の講義で、謎の巨乳美少女に出会う。 彼女が何者なのかを探ろうとするも、何の手がかりもないため親戚で世話焼きの内地知可子と、女装男子である丹温太の家で酒盛りを開催する。 果たして彼女は何者なのか。小野田光は彼女に近づくことができるのか。

【内容】

上記ストーリーにて展開される小野田光編「勝手な群像劇」他、 丹温太編「内々定持ちだけど生理用品愛用者で隠れ女装男子やってる」 内地知可子編「不本意ながらこいつとは親戚の間柄だ」 山野井莉子編「シアワセ林檎」の短編4編を収録。

天川・岩尾両名による連作集。

・ワールドエンド・インターネット(文フリ24 発行)

【各作品あらすじ】

〇神の声は民の声

テレビを一切信用しない主人公は、ネットの情報だけを頼りに生きていた。しかしまとめブログで手に入れた最新のファッションであるはずの「ビニールスーツ」を身にまとい、得意げに街を闊歩していると、警備員に職質をされてしまう。警備員が、ネットのまとめブログの裏では金が動いているのだ、という事実にショックを受ける主人公。果たして、本当に信じることのできる情報媒体は何なのか。

情報は、どこが正しくてどこが間違っているのか。結局、その判断をするのは需要する側であることを突きつけます。

〇二次元嫁と地獄でダンス

ゲームキャラクターのヒヨリに傾倒する主人公は、クリスマスの夜、 購入した等身大フィギュアとの甘いひと時を過ごしていた。 そこに現れたサンタクロース姿の中年男性。彼は、主人公に「嫁と出会えるプロジェクト」に見事当選していることを言い渡しに来たのだという。 サンタクロースに渡されたのは、あらゆる等身大フィギュアを実体化するという銀色に輝く玉”カミコウリン”だった。 ”カミコウリン”を早速ヒヨリに装着し、動き出すのを待つ主人公。 しかし、ヒヨリが動き出した途端、主人公は実体化したヒヨリの体と、自分の体とが入れ替わっていることに気づく。 二次元嫁と入れ替わってしまった主人公、そのドタバタ喜劇をご覧あれ。

〇明日、インターネットが終わります

[前編]

IOTが普及し、インターネットが完全に行き届いた世界。インターネットは、人々にとって必要不可欠なものとなっていた。

主人公の三十代独身ニート男性、長崎勇はインターネットから流れる情報とソーシャルゲームだけを生きがいにしていたが、ある日突然、政府からインターネット終了の宣告を受け、絶命宣告を受けた思いで情報収集を行う。回避策は? ネットが終わったら、自分はどうなる? 

デジタルに腰かけすぎた人間の、突然の余命宣告の慌てぶりを凝縮。こんな人に、あなたはなってないか。

[後編]

長崎勇の父親はネットワーク・エンジニアだった。ある日情報推進化機構から宣告された、ネットワークの切り替え作業(通称Xデー)に備えて作業準備を行っていたものの、後輩の安田の手違いからトラブルが発生。復旧まで、休む間もなく徹夜の作業を余儀なくされる。安田とともに、ネットワーク設定復旧に明け暮れる長崎であったが、原因であったはずのオペレーションミスを排除しても、ネットワークの設定は復旧しない。このままでは、インターネットの世界は元に戻らない。果たして解決策はあるのか。止まらない時間、鳴りやまない電話に焦る、仕事人の姿とは。

誰かが困っている裏で働いている、裏方の人間。それは案外、身近な人かもしれない。一般に知られざるエンジニアの姿を、構築の困難さを物語る作品。

ご縁がありましたら、よろしくお願いいたします。


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